1年生みらいプロジェクト 学習法講座

2月3日(月)6時間目に、1年生を対象に本校教員による学習法講座が行われました。以前から東京大学大学院教育学研究科の先生や大学院生と連携しており、御協力をいただきながら実施しました。
みらい探究コースは、みらいプロジェクト+としてこれまでに2回、学習法講座を受講していましたが、スポーツコースも含めての講座は初開催となります。
ただ闇雲に勉強するのではなく、「学び方」を工夫しながら、自分にとって意味のある学習をしていきましょう!というコンセプトのもと、学習法講座は行われています。
今回は小説・評論文(国語)や長文読解(英語)の学習方法に悩む生徒が多いなか、心理学の立場から「 文章を理解するときのしくみを知り、読解力を向上させよう」というテーマで行いました。
「文章表象」「状況モデル」「トップダウン処理」「ボトムアップ処理」「スキーマ」「先行オーガナイザー」など、普段聞きなれない心理学の用語も出てきましたが、例文を元に生徒同士お互い対話しながら理解を深めていきました。
生徒の感想を一部紹介します。
・堅苦しい感じではなく絵を書いたりして分かりやすくトップダウン処理を理解することができました。
・読解力は全ての学びの基本ということが分かりました。その中でも、工夫しながらの読解で文章表現や状況モデルを常に活用していきたいなと思いました。そして、それらを活用しながらも最後はしっかりと、「筋の通った解釈」を作り上げる大切さなど沢山の事を知ることが出来たのでとても良い講演でした。
・学年全体で講座を聞き みらい探究コースの勉強方法が聞けて良かったです。(スポーツコース)
みらい探究コースはもちろん、スポーツコースも学習のやり方を聞くことで、これまでの学習方法を振り返り、今後の学習に生かしていく良い機会になったと思います。
まずは、学年末テストに向けて頑張りましょう!

