自衛隊による防災訓練

令和7年12月16日(火)に自衛隊の方々が来校し、防災講話と搬送実習を行いました。自衛隊の方々にご協力いただく形の防災訓練は、昨年度に続いて二度目の実施です。陸上・航空・海上の各自衛隊の迷彩服色クイズから始まり、実用的な防災用品の知識や使い方、東日本大震災や熱海市伊豆山土砂流災害の被害に関する映像や被災実話まで多岐にわたる防災講話でした。搬送実習では、担架がなくとも安定して救護者を運ぶ方法を自衛隊員の方々から教わりながら、実際に生徒同士で実習しました。


放課後は、グラウンドにて陸上自衛隊が所有する野外炊飯専用トレーラーでじっくり煮込まれたカレー、ふっくら炊かれたご飯で完成したカレーライスをいただきました。喫食は希望者のみですが、実はこの時間を楽しみに登校した生徒と職員が大多数でした。スプーン持参で列に並ぶと、自衛隊の方々が笑顔で配膳してくださることや、災害時に温かい食事を提供していただけるありがたみを感じました。なんと、おかわり4杯の生徒もいました。朝から寒空の下、冷たい水に手をさらしながら野菜の下ごしらえや準備をしてくださり、ありがとうございました。

その後、車両の展示や試乗体験など、より自衛隊を知る貴重な体験をすることができました。本校卒業生で自衛隊に入隊した先輩もいます。今の西高生から新たな自衛隊員が生まれ、今日のことを思い出す日が来るかもしれませんね。改めて、自衛隊の皆様、本校にお越しくださり、誠にありがとうございました。




